西武11連敗、ドラ1高橋光2日先発

 「西武1-2ソフトバンク」(1日、西武ド)

 西武の泥沼はどこまで続くのか。勝てない。球団が「西武ライオンズ」となった初年度の79年、開幕から喫した12連敗(2分けを挟む)以来、36年ぶりとなる11連敗。球団のワースト記録にあと「1」となった。田辺監督は「あと一押し、あとひと息だったんだけどね」と、惜敗を嘆いた。

 初回の2点が致命傷となった。2死二塁。先発・野上が、今季11打数1安打と抑え込んでいた内川に甘い直球をスタンドに運ばれた。二回以降はわずか1安打に抑え、八、九回は配置転換となった高橋朋と牧田がともに封じた。だが、打線が不発。七回に1点を返すのが精いっぱいだった。

 2日の試合で球団ワーストタイ記録阻止を託される形になったのは、プロ初登板初先発するドラフト1位・高橋光。首位チームとの対戦。その上、大きな重圧もかかる。それでも13年夏の甲子園で前橋育英を優勝に導いた右腕は、「大勢の人の前で投げるのは甲子園以来だし、楽しみ。当たって砕けろの精神で投げたい」と、思い切ってぶつかるつもりだ。

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