守備の乱れは致命傷、最多失策記録は…

 「全国高校野球・1回戦、津商9-4智弁和歌山」(9日、甲子園)

 智弁和歌山(和歌山)が7失策を喫して津商(三重)に敗れた。甲子園春夏32度出場の同校にとって、同85試合目でワーストの数字。これまでは96年春の鹿児島実戦、06年春の岐阜城北戦、09年夏の札幌第一戦の4失策が最多だった。札幌第一戦こそ勝利したが、残りの試合は敗戦。強豪でも、やはり守備の乱れは致命傷になる。

 1試合最多失策のチーム記録は13。20年夏の慶応普通部が関西学院中戦で、24年春の立命館中が愛知一中戦で、それぞれ記録している。両チーム合計は20。前述の立命館中(13)-愛知一中(7)戦と、21年夏の釜山商(10)-杵築中(10)戦で記録。

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