広島新庄・堀、内角攻めで“清宮封じ”
広島新庄(広島)は13日の第1試合で、早実(西東京)との2回戦を迎える。12日は兵庫県伊丹市で最終調整。2年生エース左腕・堀瑞輝投手は、今大会注目の清宮幸太郎内野手(1年)を、積極的に内角を突いて封じ込めると誓った。
スーパー1年生と対峙(たいじ)する。堀は「注目度が高い選手との対戦だけど冷静になって、内角へ真っすぐを投げて抑えたい」と闘志を燃やした。大会前から最も対戦を熱望していた強打者だけに胸が躍る。
対策はバッチリだ。早実が初戦で戦った今治西(愛媛)は、清宮封じのため内角攻めを徹底した。「その映像を見ました」。1安打は許したが、特に内角高めが有効で、3打席で凡退させた。内角球は、一歩間違えば長打につながる危険性があるが、迫田守昭監督(69)は「四球から崩れる投手ではないし内外角にきっちり投げられる」と信頼を寄せた。
「得意のストレートで押していきたい」と堀。清宮を封じて、チームに勢いをもたらす。