佑また勝てず…5失点「本当に紙一重」
「日本ハム1-10オリックス」(22日、東京ド)
五回まで粘りの投球を続けていた日本ハム・斎藤佑が六回に崩れた。4月17日以来の2敗目。全力を尽くした108球を「悔しいですけど、僕のできる精いっぱいの投球をした。本当に紙一重ですよね」と前向きに振り返った。
中継ぎから先発再転向後、8月3試合目の登板。過去2試合と同じくスライダー、カット、フォークを中心に打たせて取った。五回まで1失点。だが六回、2死後に安打と四球で二、三塁のピンチをつくると、山崎勝に右前へ2点適時打を浴びた。続く小田にはカットボールを右翼席へ運ばれ、この回4失点。ショックのあまりその場にしゃがみ込んだ。
それでも栗山監督は「前半はよく抑えていたし、ステップアップしている」と評価した。夏の甲子園大会が始まる時期に合わせて昇格させ、3試合登板で全て五回まで投げきった。9月以降は連戦が少なくなるため、一度、出場選手登録を抹消するが「(9月以降の)勝負どころで投げさせる」と栗山監督。今度こそ、今季初勝利をつかむ。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
野球最新ニュース
もっとみる巨人新助っ人に見える「課題」苦戦の要因を内田順三氏が解説 「気になる左肩」の癖で考えられる相手の配球パターン
牧先制打からDeNA打線お目覚め 佐野&筒香&宮崎が続いて五回一挙4得点 「打線の軸になっていきたい」
楽天 開幕ローテに暗雲 開幕2戦目有力のハワードが腰張りで登板回避 ローテ再編へ
オリックス主将・頓宮 待望1号も笑顔なし「勝たないと」 チーム18年ぶりOP戦単独最下位決定
中日・上林「3番の役割」初回右前適時打 OP戦打率・333 井上監督「クリーンアップ候補間違いない」
ソフトバンク・大関 開幕前最終登板で好感触 課題の球威に収穫「ほぼ思った通りに来ている」
プロ野球 カジノ利用者は罰金処分へ 開幕前に区切り 近日中に発表
西武・渡辺 3回0封5奪三振 OP戦最終登板終え計13回無失点「開幕しても自分の投球ができれば」