ハム中田ヤバっ負傷交代…二塁上もん絶
「ソフトバンク1-11日本ハム」(28日、ヤフオク)
日本ハムの主砲・中田をアクシデントが襲った。九回1死満塁。左線へ適時二塁打を放ち、二塁へ滑り込んだ際にスパイクの歯が土に引っかかり、右足首をひねった。
そのまま勢いあまって転倒。二塁上でもん絶し、しばらく動けなかった。担架で運ばれることを拒否し、自力でベンチへ引き揚げたが、その表情は終始硬かった。
試合は2桁11得点で、敵地ヤフオクドームで7戦目にして今季初勝利。「ひねった時はやばいなって思った。俺、格好悪いよね」。試合後、足首にテーピング巻きながら、ゆっくりと歩みを進めた。
チームにとって痛い主砲の交代劇。今季は開幕から全試合出場で打線を支えてきた。大逆転優勝へ向け、「(ソフトバンクに)3連勝しないと話にならない」と意気込んでいた矢先に負傷。29日の出場について中田は「状態を見てみないと」と語り、石黒チーフトレーナーも「明日の様子を見てですね」と説明。軽症であることを祈るばかりだ。