球児「骨髄バンク」支援呼びかけ

 四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグス(FD)の藤川球児投手(35)が16日の徳島戦(高知市営)で、故郷で最後のマウンドに上がる。

 12日には高知市内で開かれた「骨髄バンク推進全国大会」に参加した藤川。自身も07年にドナー登録をしており「1人でもいいから動いてほしい。動けば周りに広がる」と支援を呼びかけた。

 骨髄バンクを知るきっかけとなった戸田浩司さん(29)とも約6年ぶりに再会した。土佐高のエースだった戸田さんは、高知大1年時の06年に重い血液疾患を患い移植手術を受けた。藤川らの応援に支えられて回復。大学卒業後に教師となり、現在は高知市内の中学で野球部の監督を務める。藤川は「立派になりましたね」と再会を喜び、戸田さんからは「マウンドで投げる姿を見続けたい」とエールを送られていた。

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