DeNA守護神・山崎康が復活宣言
「DeNA3-2阪神」(18日、横浜スタジアム)
欠かせない男が、帰ってきた。1点リードの九回、大歓声に迎えられて、DeNAの守護神・山崎康が登板。150キロの直球で福留を、140キロのツーシームでゴメスを連続三振に仕留め、最後は今成を二ゴロに打ち取って締めくくった。
「自分の仕事を全うできてよかった。何もできない自分にふがいなさを感じていた」
4日の巨人戦で初めてセーブ失敗。それ以前から球速は落ち、ツーシームもキレを欠いていた。3日間の休養を経て復帰予定も、チームも連敗。登板機会のないまま、この日が復帰戦だった。
中畑監督は「山崎らしさが戻った。一番の収穫」とほっと息をつく。「これだけ休ませてもらった。状態はもっと良くなる自信があります」。小さな大魔神に再びスイッチが入った。