阪神、県岐阜商・高橋に調査書提出

 阪神がドラフト1位の最有力候補に挙げる県岐阜商・高橋純平投手(18)に、調査書を提出したことが25日、分かった。同日、担当の熊野スカウトが同校へ持参したといい、約1カ月後に迫ったドラフト会議へ向けて、準備を進めていく。

 正午前、熊野スカウトが調査書を持って県岐阜商を訪問した。指名の可能性があるドラフト候補に提出するもので、小川監督と竹内部長が受け取った。中村勝広GM(66)の急逝でドラフト戦略は高野球団本部長を中心に現有フロント陣で対処していくことになるが、基本方針に変更はないとみられる。

 中村GMは高橋を最有力候補に挙げ、東海大相模・小笠原の実力も高く評価していた。「最終的にはどちらが実力上位かという判断になるのではないかな。甲乙はつけがたい。ただチーム編成上は右がほしい」と語っていた。過去2年はドラフト1位で先発型の左腕を指名しており、右腕の高橋が藤浪に次ぐエース候補として補強ポイントに当てはまる。

 電鉄本社サイドも認識は一致しており、今後、複数回のスカウト会議を経て1位を最終決定する。高橋は現在も練習を続けており、加えて岐阜市内のトレーニングジムに入会。「体づくりを優先しています」と明かしたように、プロ入り後へ向けてトレーニングを積んでいく。

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