DeNA中畑監督が辞任へ 失速の責任
DeNAの中畑清監督(61)が辞任する意向であることが1日、分かった。今季最終戦となる3日の巨人戦(横浜)で南場智子オーナー(53)に辞意を伝える。今季は日本一になった98年以来となる首位ターンを果たしたが、その後は失速。9月29日の阪神戦(甲子園)で最下位に転落した。責任をとってユニホームを脱ぐ決断をした。
悩んだ末の決断だった。「誰かが責任を取らないといけない」。中畑監督がユニホームを脱ぐ決意をした。
前半戦を終えた7月17日に、南場オーナーから続投要請を受けた。返事は保留していたが、続投への強い意欲はあった。CSに導くという目標へ、まだ志半ば。納得できる布陣で来季、最後の勝負をしたい思いもあった。
首位ターンから最下位で終われば、史上初。現実に直面して葛藤が生まれた。「最下位になったら、さすがに続けるわけにはいかないだろう」と周囲に漏らした。9月30日に高田繁GMと来季に向けての話し合いをしたが、平行線に終わったことも追い打ちをかけた。
優勝の可能性が消滅した9月15日の夜だった。師と仰ぐ巨人・長嶋茂雄終身名誉監督からの電話を受けた。「キヨシ、絶対に辞めるな」。熱い言葉を授かった。「オヤジ(長嶋氏)に逆らったことは一度もないんだけどな」。今は寂しそうにつぶやく姿があった。
昨季は楽天の星野監督(当時)に、「絶対に自分から辞めるな」というメッセージを受けた。請われる限り、指揮を執り続ける。それは中畑監督の指針でもあったが、今季は“責任”の2文字の方が重くなった。
12年に監督に就任して以来、有形無形の貢献をしてきた。ファンへのあふれるサービス精神もあって、観客動員は年々右肩上がり。今季は球団最多の大入り42回を記録。年間180万人超えを確実にした。10年連続Bクラス。この3年間は60勝を超え少しずつだが、進歩を見せてきた。
南場オーナーは「(続投要請は)変わりません。(監督を)代える理由もありません」と続投方針を強調した。3日に行われる会談で説得に動く構え。それでも、中畑監督の決意は重く、固い。
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