去就不透明G原監督、オーナーと会談
巨人・原辰徳監督(57)が、早ければ5日にも白石興二郎オーナー(69)と直接会談に臨むことが3日、分かった。通常のシーズン報告だが、今年は来季の去就が不透明になっていることもあり、注目が集まりそうだ。
V逸から一夜明け、指揮官は試合前に横浜スタジアムで桃井恒和球団会長と会談。去就の話題は上がらず、「4連覇を逃して申し訳ありません」と謝罪した。桃井会長は、1年間の労をねぎらったという。
球団は去就の結論について、ポストシーズンの結果を含めて総合的に判断する方針。過去にも、ポストシーズン終了まで続投要請がなかった例はある。ただ、渡辺恒雄最高顧問が事前に球団の“方向性”を示すケースが多かった。今年はそういったこともなく、不穏な空気も漂う。
原監督は自身の去就問題について言及し、「(球団に)聞けば教えてくれるのかな」と苦笑い。「そういうこと(自身の去就)よりも、もっと大事なものはあるということ。一点に集中していく覚悟です」と、日本一奪回への決意を口にした。