原監督、プレーに集中!CS突破へ全力

 巨人・原辰徳監督(57)が7日、東京ドームで行われたチーム練習で「CSへの全力投球」を誓った。福田聡志投手(32)が野球賭博行為に関わっていた問題が発覚してから2日後、選手たちには眼前の試合に集中させる考えだ。

 グラウンドに、指揮官の声が響く。「(坂本)勇人!ちょっと交代して」。進塁打を打てない打者に業を煮やし、走者役の坂本を呼び寄せて打者に指名するなど精力的に指示を出した。この日も約4時間、みっちりと練習。3日後に迫った決戦に調整した。

 騒動の影響がないはずはない。それでも近々に迫る戦いを、選手はこなさねばならない。「選手に動揺は感じられるか?」という報道陣の問いに「その質問を、されて思い出したというくらいの気持ちでやってくれてる」と、緊張感を持ちながら練習するナインを頼もしそうに見つめた。

 けん引役はもちろん、主将の坂本。「勇人は昨日も打撃練習が終わって、オレと裏で練習した。前を向けばいい。後ろはいつだって振り返ることはできる」。不動の3番打者のバットに、大きな期待を寄せた。

 最高の準備をしてCSへ。「まずは一歩一歩。一つ一つの積み重ね」。相手が阪神に決まった10日の第1戦に、全てを集中させる。

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