NPBが講習会 賭博発覚で内容変更

 日本野球機構(NPB)は19日、宮崎市内で暴力団排除対策の講習会を開き、みやざきフェニックス・リーグに参加中の約280選手が受講した。

 ことしで6度目の取り組みだが、巨人の選手が野球賭博に関与していたことが発覚したことを受けて、より野球界に即した内容にした。日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長代行は「野球の技術以外でユニホームを脱ぐことのないように。今まで以上に真剣に聞いてほしい」と訴えた。

 1969年に西鉄(現西武)の投手の八百長が発覚したのに端を発した「黒い霧事件」も説明された。NPBの井原敦事務局長は「この講習会は継続するし、さらに何か必要なものがあるか検討していく」と対策を強化する方針を示した。

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