栗山監督は“戦力外”球団社長が引く
「プロ野球ドラフト会議」(22日、グランドプリンスホテル新高輪)
日本ハムは21日、東京都内でスカウト会議を開き、ドラフト1位指名を県岐阜商・高橋純平投手(18)とする方針を固めた。
前回会議では1位候補に東海大相模・小笠原も候補に挙がっていたが、3時間に及ぶ会議の末、満場一致で高橋に決めたという。大渕スカウトディレクターは名前を公表しなかったが「一番能力の高い投手1人に絞りました」と明かした。会議に参加した栗山監督も高橋にはベタぼれのようで「(来季)すぐにでも起用できる」と高卒ながら即戦力と評価した。
複数球団による競合は必至で、くじ引き役について球団幹部は「(栗山監督は)13年に戦力外になっている。竹田社長です」と13年ドラフトで3回連続くじを外した栗山監督をではなく、今年3月に就任した竹田球団社長に命運を託す。