不祥事拡大の巨人ドラフトは「参加」
巨人・福田聡志投手(32)が野球賭博に関与していた問題で、プロ野球の熊崎勝彦コミッショナー(73)から委嘱された調査委員会が21日、中間報告をまとめて都内で会見を開いた。すでに巨人側から告発されている福田に加え、笠原将生投手(24)、松本竜也投手(22)も野球賭博を行っていたなどの事実が新たに発覚した。
不祥事拡大に揺れる球団では、スカウト会議も行われた。巨人・久保博球団社長(66)はドラフト辞退の考えについて「厳しいご意見があることは承知しているが、球団にとっては有望な新人を獲得する唯一の手段。参加させていただきます」と述べた。1位指名候補には立命大・桜井俊貴投手、仙台大・熊原健人投手が挙がっている。