ヤクルト山田“キヨシ効果”で爆発だ
キヨシ効果で爆発だ-。ヤフオクドームでの敵地2連戦に連敗したヤクルト・山田哲人内野手(23)が26日、同じ飛行機で移動した前DeNA監督の中畑清氏(61)から“打撃指導”を受けた。
「テット(哲人)!!」と、福岡空港で中畑氏に声をかけられた山田。中畑氏にとって、山田は今季のDeNA戦で打率・404、8本塁打と大暴れされた天敵だが、今シリーズは7打数1安打。苦しんでいるのを黙って見ていられなかったのだろうか。そこから“指導”を始めると、山田は神妙に耳を傾けた。
2人の間に特別な接点はない。「テツトのツが小さかった。ビックリした」という山田。それでも、「気に留めてもらえるのはうれしい。『高めに手を出しすぎ。もう一つ上からたたいてほしい』と言われた。参考にしたい」と受け止めた。
27日の第3戦から舞台は神宮に移る。「本拠地だし、何とか勝って、(福岡に)戻ってきたい」と、トリプルスリー男が巻き返しを誓った。