日本S初のビデオ判定…約7分間の協議

 「日本シリーズ・第5戦、ヤクルト0-5ソフトバンク」(29日、神宮球場)

 日本シリーズで初めてビデオ判定が行われた。四回のソフトバンクの攻撃。1死三塁で李大浩の飛球は左翼ポール際へ。線審は本塁打と判定したが、ヤクルト真中監督の抗議を受け、審判団がビデオ判定を決めた。

 9月12日の阪神-広島戦でビデオ判定の結果三塁打とした打球を、後に日本野球機構が本塁打だったと誤審を認めて謝罪した経緯があり、CSと日本シリーズではセ、パ両リーグの統括が映像の検証に加わることとなった。初めて両リーグの統括が同時に加わって約7分間協議した結果、判定は覆らず、本塁打となった。

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