しごきの由伸監督!地獄キャンプを予告
巨人・高橋由伸新監督(40)が30日、11月7日に始まる宮崎秋季キャンプで走り込みを徹底させること明言した。若手をしごき、1年間戦える体力を身につけさせる。
ジャイアンツ球場でこの日行われたチーム練習。打撃練習が終わると、若手が外野へ移動。中堅から右翼線へ約30分間、ダッシュを繰り返した。終了すると、立岡が、橋本が、次々とグラウンドに倒れ込んだ。高橋監督は「強化だからね。当然宮崎に行っても、走ると思います」と、秋季キャンプでも走り込みを課すことを宣言した。
足腰の強化が、全ての基礎になると考えている。「走ることで、守ることにも、打つことにも生きてくる。基本中の基本」と話した。シーズン中は難しいが、多少無理ができるこの時期に、ランニングの強度を上げて鍛える。
現役の時は、夏場、試合前練習の前に外野をひたすら走っていた。「僕も若いころは好きじゃなかったけど、40歳手前で(走ることの重要性に)気づいた」。選手にもその意識を植え付ける。
さわやかな一面だけではなく、厳しい部分もチラリとのぞかせた。