日本新薬2回戦に榎田の弟・宏樹が好投
「社会人野球日本選手権1回戦、日本新薬1-0信越ク」(1日、京セラドーム)
一昨年優勝の新日鉄住金かずさマジック(千葉)、JR東日本(東京)、日本新薬(京都)が2回戦に勝ち上がった。
阪神・榎田の弟で日本新薬の宏樹が5安打、9奪三振の好投を演じた。ともに無得点が続く展開に「1点取られたら負けると思った。低めを丁寧についた」とチェンジアップを効果的に使い、投手戦を制した。打線は七回1死まで無安打だったが、中軸の連打と犠飛で均衡を破った。岩橋監督は「1本も安打が出ず、途中までどうしようかと思っていた」と胸をなで下ろした。