秋山“侍1号”代表でも積極スイング
「侍ジャパン強化試合、日本8-3プエルトリコ」(5日、ヤフオクドーム)
侍の切り込み隊長が勝利への道を切り開いた。三回1死二塁で1番の秋山翔吾(西武)が、サンティアゴのチェンジアップを右翼席へ運ぶ先制2ラン。「進めるとか、つなぐじゃなく、しっかり走者をかえそうと思った」という一打がチームに勢いをもたらした。
初回の打席で右飛に倒れた同じ球種を本塁打にする打撃に、小久保監督も「1打席目に打ち取られた球を仕留められるあたりは、日本記録保持者だなと思った」と舌を巻く。日本記録のシーズン216安打を放った力を見せつけた。
シーズン後はフェニックス・リーグに参加。対戦のない若手投手相手に「国際試合でもあること。早いカウントから振りにいくというのをテーマにした」と準備を重ねた。侍打線の口火を切る1番打者が、本番へ好スタートを切った。