武田ドミニカ戦へテーマは「制球重視」

 「プレミア12・1次ラウンド、日本6-5メキシコ」(11日、天母棒球場)

 第3戦のドミニカ共和国戦に先発予定の武田(ソフトバンク)が登板を翌日に控え、リラックスムードで最終調整を終えた。

 ダッシュなどを繰り返した右腕は「深く考えていない。持っている自分の力を出したい」と決意を込めた。初対戦となる相手打線の研究も万全。DVDでチェックし、「振ってくる打者が多い。コントロールが大切かなと思います。(変化球を)まんべんなく使っていければと思う」と制球重視の投球で臨む構えだ。

 8日の韓国戦では1歳年下の大谷が快投を演じただけに、負けてはいられない。「変わったことをやろうとも思っていない。いつも通りの感じでいければと思います」。今季自己最多13勝を挙げた右腕は国際試合もシーズン通りの投球を心掛ける。

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