FA脇谷 師匠由伸愛で巨人入り決定的

 巨人は16日、西武からFA宣言した脇谷亮太内野手(34)と都内で初交渉を行った。提示した条件は単年契約だが、交渉中には高橋由伸監督(40)が電話でラブコール。脇谷は「入団するのであれば、監督を胴上げできるくらい死にものぐるいでやります」と伝え、古巣への復帰が確実となった。

 脇谷にとって、高橋監督は師匠と呼べる存在。13年オフ、FA権を行使して巨人入りした片岡の人的補償で西武に移籍したが、昨オフも高橋監督の自主トレに同行した。早くも飛び出した脇谷の胴上げ宣言に高橋監督も「当たり前だろ」と電話口で返答するなど、お互いの信頼は厚い。

 巨人は井端が今季限りで現役を引退。内野手の層が薄くなったこともあり、井端がつけていた背番号2を提示し、熱意を伝えた。堤GMは「いろいろな面で穴を埋めてもらえると思っている。感触としては来ていただけると思う」。脇谷は今後、西武との交渉予定はなく、近日中に巨人入りが発表される見通しだ。

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