De高城“強肩”武器に正捕手奪取だ
DeNAの高城俊人捕手(22)が7日、正捕手獲りを誓った。「来季は120試合以上出場、盗塁阻止率4割が目標」と“強肩”を武器に定位置を狙う。
手応えをつかんだのは奄美秋季キャンプ。光山バッテリーコーチの指導で送球を矯正した。「始動の速さ、腕の動きをチェックして、無駄なところをなくしました。捕ってからの二塁送球が1・77秒。0・5秒も短くなった」と飛躍的に改善されたことを明かす。
二塁送球は1・8秒台なら強肩の部類。今季の盗塁阻止率は・202だが、光山コーチから「これなら阻止率4割はいく」と太鼓判を押されたほどだ。
秋季キャンプではラミレス監督から野手MVPに選ばれた。「試合をコントロールする能力、配球、キャッチング。バッティングに関してもいいものがある」と絶賛された。
正捕手不在が数年来の悩みの種。高城は「安心して(試合に)出してもらえるようになります」とキッパリ。万全の準備へ、10日には早くも長崎自主トレをスタートする。