楽天オコエ、30万円特注マットレス
楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉外野手(18)=関東第一=が6日、仙台市内の泉犬鷲寮に入寮した。制服姿ではなくジーンズ姿で登場すると、約30万円の“爆睡”マットレスを持ち込む規格外ぶりで話題を独占した。
ベッドに秘密兵器を広げて横たわると、恍惚(こうこつ)の表情を浮かべた。大手ふとんメーカー「西川」でオーダーメードした高価なマットレス。「寝心地は最高。3秒で寝られます。爆買いならぬ爆睡です」
高校時代に腰痛に悩まされた時期があり、寝具へのこだわりが人一倍強いという。「睡眠は(一日の中で)一番長いですから」とオコエ。「プロに入ったらボディーケアは特に時間を割いていきたい」と話し、野球でメシを食う覚悟からすれば当然の投資だった。
寮に到着した時点で度肝を抜いた。無数のフラッシュの中、オコエはダウンジャケットにブルーデニムのカジュアルスタイルで登場。高卒ルーキーは学校の制服で入寮するのが通例だが、異例の“ジーンズ入寮”。「(慣例を)知らなくて、制服はクリーニングに出しちゃいました」と頭をかいた。
この日は国産ブランド「EDWIN」のものだったが、恵まれた体格の持ち主は「日本のものは丈が短くて、いつも海外ブランドのものばかりなんです」。規格外の“オコエ伝説”が、幕を開けた。