De石田“レジェンド番長”の極意盗む
寝食を共にして、不老長寿の秘訣(ひけつ)を盗み出す。DeNAの石田健大投手(22)が6日、神奈川県横須賀市のベイスターズ総合練習場で練習。13日から厚木市で行う三浦大輔投手(42)との合同自主トレに向けて「長くやれるコツを聞きたい」と話した。
23年連続勝利を積み重ね、今季から現役最年長となる“レジェンド番長”に弟子入りだ。「長くやっているということは、ケガをしないということ。若いときの調整法や、『こうすればよかった』ということもあればお聞きしたいですね」。
ケガには苦い思いがある。高3春、大学4年秋と左肩痛に悩まされた。ルーキーイヤーの昨季も、その影響でキャンプから2軍で治療とリハビリに専念。1軍初登板は7月に入ってからだった。
後半戦でローテーションに定着し、2勝6敗ながら、防御率2・89と手応えをつかんだ。「同じケガは繰り返したくない」。故障知らずの体づくりへ、球界No.1長寿右腕を格好の教科書にする。