ヤクルト山中 競輪トレで乳酸たっぷり
ヤクルト・山中浩史投手(30)が10日、熊本市内の熊本競輪場で、熊本・必由館高野球部の同期で、競輪のA級選手として活躍する松岡孝高(よしたか)と初めて合同自主トレを行った。
競輪場のバンクをレース用自転車で走ったり、室内で練習用のローラーの上でこいだりして約3時間汗をかいたツバメのサブマリンは「乳酸たまりまくり」と、最後は倒れ込み、しばらく立ち上がれなかった。「これだけ下半身に効くトレーニングはなかなかない。野球につながると思う」と充実感を漂わせた。
元投手の松岡は「自転車はけがをしにくいし、上半身も下半身も体幹も鍛えられる。プロ野球は自分もあこがれた道。少しでも長く、人の記憶に残る活躍をしてほしい」とエールを送っていた。