清原氏、佐々木氏との再戦で中前打
「名球会ベースボールフェスティバル2016」(11日、ヤフオクドーム)
セ・パ対抗戦で、涙の名勝負がよみがえった。四回無死一塁。セが佐々木主浩氏をマウンドに送ると、パは代打で清原和博氏を告げた。05年の佐々木氏の引退試合で最後の打者を務めたのが当時巨人の親友・清原氏だった。
「もう思い残すことはない。また佐々木投手と対戦できるとは夢にも思っていなかった」と清原氏。11年前は涙で最後のフォークに空振り三振。この日は捕手・谷繁氏にフォークのサインを要求し、見事に中前へ運んだ。
清原氏はこぶしを突き上げ喜びを表し、佐々木氏も「よくあのコースにフォークを投げられた。楽しかったです」と話した。涙の名勝負は時を経て、ライバル2人の笑顔あふれる再戦となった。
長嶋氏からも声を掛けられた清原氏は「『とにかく頑張りなさい』と言っていただいた。感謝の気持ちしかない」と感激しきり。あこがれの人の激励、ライバルとの対戦。レジェンドたちの祭典はファンだけでなく、希代の天才打者の心も熱くした。
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