オリT岡田 高橋慶彦コーチに戦々恐々
オリックス・T-岡田外野手(27)が12日、青濤館などで自主トレを公開。いきなり約2時間のフリー打撃を行うなど4番奪回へ向けて精力的に動いた。
神戸第二球場でノックなど一通りのメニューを終えると青濤館の室内練習場に場所を移し、まずは西野と2人で打撃投手2人を相手に1時間打った。それでも足らずに今度は独りで打撃マシンを相手に約1時間打った。
「慶彦さん(高橋打撃コーチ)から“長内のときは甘かっただろう”と言われたんで、対策というか抵抗力を付けておかないと」と苦笑いする。
2014年の長内打撃コーチも厳しかった。キャンプでは早出からマシン打撃を1時間、全体練習のあと2時間続けて打ったことも。左アキレスけん痛で秋季キャンプを回避したため高橋コーチの指導は未経験で「あれよりキツイんですかね」と戦々恐々の日々だ。
覚悟は決めている。「やらないとうまくならない。数をやれば不安もなくなる」。全試合4番を目標に掲げる男は、鬼コーチの下へ思い切って飛び込む。