ラミ監督正捕手つくる!自ら育成へ
DeNAのアレックス・ラミレス監督(41)が17日、新潟市内でトークショー「A・ラミレス監督のポジティブトーク」を開催した。450人のファンの前で現役時代から今季への思いを熱弁。上位進出の鍵として、正捕手の確立を訴えた。
「毎日同じ捕手が出場するべきだ。4人でポジション争いをしてもらう。開幕したらベンチ入りは2人」
1軍キャンプスタートは黒羽根、嶺井、高城、ドラフト4位の戸柱(NTT西日本)。4人による争いを前に「奄美キャンプでは高城がよかった。1番可能性がある」とした。
自ら捕手育成に乗り出す。「現役時代は捕手を分析してメモをとった。ウチのキャッチャーにも教えられると思う」。2017安打を積み重ねた“ラミ理論”を伝授し捕手陣の底上げをする考えだ。
3捕手を併用した昨季は日本ワーストタイの68暴投を記録するなどバッテリーエラーも続出。「ボールをブロックし、二塁へ正確なスローイングをすることが大事。ベンチから指示する機会も多くなる」とアキレス腱強化に乗り出す。