ＤｅＮＡの梶谷隆幸外野手（２７）が、阪神・金本監督ゆかりの広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」で“ハマのアニキ”襲名を誓った。２２日、自主トレを公開。「チームを引っ張る立場。アニキ的な存在になりたい。若い選手と一緒に高めていけたら」と決意表明した。

　中心選手としての自覚の表れだ。「金髪も黒髪にしましたし、発言にも気をつけたい。若手のお手本になって、一緒に高めていけたら」。“アニキ就任”へ「大人の対応を身につけます」と誓った。

　昨夏に７８キロまで落ちた体重は、トレーニングと１日５食の炭水化物摂取で自己最重量の８８・５キロまで増えた。「間食はどら焼き。嫌いなんですけど、成分表示を見たら炭水化物が多かった」。苦手な甘い物も食べた成果は、数字に表れた。

　同クラブの平岡洋二代表は「金本とタイプ的に持っている筋肉は同じ。飛び抜けている」と指摘する。梶谷も「筋力があって体重が増えた分、バットも振れる」と納得。“アニキ”の名に恥じないプレーを披露する。