ヤクルト・バレンティンすっかり優等生
ヤクルトのお騒がせ男、ウラディミール・バレンティン外野手(31)が28日、日本での6年目シーズンに向けて成田空港に到着。一昨年は来日直前に離婚騒動を起こし、昨年は手術で出遅れキャンプに不参加だったが、今年は「1月6日に始動し、体重を絞ってすごくいい状態にある。個人タイトルより、ケガせず全試合スタメン出場し連覇に貢献したい」と、すっかり優等生発言だ。
体重は測っていないというが、夕食は炭水化物を控え、朝にしっかり食べることでウエートコントロールしているという。かぶってきた赤いキャップ(20ドル)はこのオフ作ったオリジナルで、売り上げを母国オランダ領キュラソー島の野球少年への基金にするつもりだという。
昨年はケガで15試合しか出場できず、チームメートの山田が本塁打王を獲得した。「山田と争う気持ちはない。通算200本塁打まで打てればいい」と、タイトル奪還に固執しなかったが、来日200本塁打までは、あと46本。到達できれば、キングも連覇も射程圏内のはずだ。