日本ハム大谷、米スカウト絶賛の初安打
「練習試合、日本ハム4-5韓国ロッテ」(8日、ピオリア)
大谷翔平投手(21)が、今年初の対外試合、韓国・ロッテ戦に「3番・指名打者」で出場。メジャー13球団が熱視線を送る中、米国初安打を放った。
内外野の芝が鮮やかなメジャー仕様のグラウンドで放った記念の一打。初回2死、真ん中147キロ直球を逆方向の左前へはじき返した。「自分の形でしっかりと振っていくことができてよかった」と笑顔。初めてメジャー球場で試合をした二刀流は「いいですよね。芝がきれいで、よかったです」と喜んだ。
この日は2打数1安打で交代したが、左方向への鋭い打球に米スカウトから野手としても高い評価を受けた。広島、楽天で監督を務めたナショナルズ・コーディネーターのブラウン氏は「とてつもない才能をもっている。まだまだ伸びしろを感じさせる」と大絶賛した。
この日は試合前に、10日の米国での投手初登板に向けてフリー打撃に登板。18球を投げ、安打性0に抑えた。「ストライクが入ってよかった」と安ど。投手としても順調に調整を進めている。
前日はスーパーボウルをテレビ観戦した。「ハーフタイムショーもすごかったですし、楽しかった」。充実のキャンプを送る二刀流が、投打で米球界の注目を浴びている。