DeNA梶谷が負傷離脱…侍Jも辞退へ
DeNAの梶谷隆幸外野手(27)が、左脇腹部の筋肉の炎症のため、2軍嘉手納キャンプで治療に専念することが17日、決まった。この日、スタメン出場予定だった韓国・KIAとの練習試合を直前になって欠場。浦添市内の病院で精密検査を行った。
原因は1週間ほど前の外野守備練習中にフェンスに激突したこと。「2、3日は大丈夫でした。その後、痛みが出て、きょうの(試合前の)打撃練習でも大丈夫でしたが、スローイングしたときに“ダメだな”と思いました」と説明した。
思わぬ重症に、選出された侍ジャパンの強化試合も辞退する方向。ラミレス監督は2番起用を明言し、「攻撃のキーマン」として期待していたが、オープン戦などの実戦でテストもできず、回復状況次第では根底からの構想変更も強いられる。
「疲れも取れるし、体重も落とさないようにしていく。プラスに考えたい。開幕を目指してやっていきます」。明るく振る舞った梶谷。予期せぬリタイアも、前向きに捉えた。