「２軍練習試合、中日１－７ＤｅＮＡ」（１９日、読谷）

　ＤｅＮＡの石田健太投手（２２）、砂田毅樹投手（２０）の両左腕が中日との２軍練習試合（読谷）でそろって好投した。先発の石田は４回２安打１失点。２番手の砂田は４回４安打無失点。開幕ローテ入りへアピールした。

　石田は「コースにしっかり投げきることがテーマ。指にかかって、コースにいった。よかった」。砂田は「六回はテンポよくカウントをつくることができた。次もああいうイメージでいきたい」。それぞれ課したテーマをクリアする内容だった。

　ラミレス監督は１軍の練習を中座して視察。「ローテーションを決めることはタフなことだと感じました」。１軍キャンプに帯同する先発候補は１０人。左腕では、１７日の韓国・ＫＩＡ戦でドラフト１位の今永（駒大）も３回無失点。うれしい悩みは広がるばかりだ。

　「３人（の左腕）のうち、誰が入るか分からない。負ける気はない」と石田。「石田さんとはタイプが違う。違うものがあるところを見せたい」と砂田。先発ローテの座は、譲らない。