ロッテ・平沢“模擬試験”日程決まった
「練習試合、西武4-6ロッテ」(25日、宮崎)
ロッテのドラフト1位ルーキー・平沢大河内野手(18)=仙台育英=の開幕1軍に向けた“模擬試験”の最終日程が決まった。
平沢は同校の卒業式に出席するため26日に仙台入りする。その後は出場機会が確保できる2軍の教育リーグに3試合出場し、3月8日のオープン戦・日本ハム戦から1軍に再合流。残りの11試合で注目ルーキーの適性を見極めた伊東監督が合否の判定を下す。
オープン戦の本拠地開幕戦から、1軍生き残りへのアピールが本格的にスタートする。平沢は「成長した姿を見せたい。1年間あそこ(QVCマリン)でプレーできるように頑張りたい」とギラリ。そんな18歳が、高校生として臨んだ最後の試合はほろ苦かった。
この日の練習試合・西武戦では、5回に代打で出場し1打数1三振。昨季最優秀中継ぎの増田に、外角高めの真っすぐで空振り三振に仕留められた。「真っすぐを待っていたけどボール球を振ってしまった。もっと見極められるようにしたい」。反省しきりだった平沢は、守備でも1失策を記録し「自分のミスなので、もっと練習してうまくなりたい」と向上心を示した。