G内海“吉兆の花”発見!名の由来は…
巨人・内海哲也投手(33)が26日、川崎市のジャイアンツ球場で練習を行い、自身の境遇を花言葉になぞらえ復権を誓った。
練習を終え、クラブハウスへ戻ろうとしていた内海が、ふと足元に視線を送った。「オオイヌノフグリや。春が来たなあ!」。少年時代に名前を覚えたというコバルトブルーの小さな花を見つけ、思わず声を上げた。
心が躍る。何となく、明るい未来の訪れを予感したに違いない。だが、直後にベテランの顔色が変わった。実は、オオイヌノフグリの名前の由来が「犬のキ●タマ」であることが判明。実の形が、犬のそれに似ているということから命名されたというのだ。かわいらしい見かけとはかけ離れた由来に「犬のキ●タマ?いやいやいや…」と、否定したくなるのも無理はなかった。
それでも花言葉に「信頼」のフレーズを見つけ、笑顔が戻った。それだと言わんばかりに「僕も花言葉同様に、信頼を勝ち取れるように頑張ります!」と、バッチリ決めた。
昨年はわずか2勝。巻き返しへの思いは強い。この日は、登板予定の27日のヤクルト戦に向けて軽めの調整。「結果を求めてやっていく。ランナーを出しても粘り強く。それが僕の持ち味なんで」。たくましく咲く野花のように、自身の“春”をつかんで見せる。