G由伸監督“脱猫の目打線”誓った
巨人・高橋由伸監督(40)が29日、“脱猫の目打線”を固く誓った。3月1日からの日本ハム2連戦(札幌ドーム)を前に、移動前の羽田空港で「打順は固定できた方がいい。相性とかも出てくると思うが、あまり気にしたくはない」と語った。
貧打に泣いた一昨年から、原辰徳前監督は日替わりオーダーを組み続けた。打順はシーズンを通して100通り以上。昨季は8選手が4番を打ち、最後までクリーンアップすら固定できなかった。
昨季は阿部や村田ら、相手の左右で打率が変わる選手が多かったことも、猫の目打線の要因だった。高橋監督は「レギュラーなら自分で(課題を)解決しないと。そうじゃないと本当のレギュラーではない」ときっぱり。昨季左右どちらでも打率・278を残した指揮官の言葉だからこそ、説得力があった。
同2日に実現する日本ハム・大谷との対戦については「いい目慣らしになりますね」と歓迎。相手が誰でも打ち砕く、真のレギュラーが台頭することを求めていた。