警視庁が高木京から任意聴取へ

 巨人の野球賭博問題で、警視庁組織犯罪対策4課が、新たに関与が判明した高木京介投手(26)から任意で事情を聴くなどして事実確認を進めることが9日、捜査関係者への取材で分かった。福田聡志元投手(32)ら3人とともに、賭博事件として立件できるか判断する。

 高木京は巨人の調査に、笠原将生元投手(25)から誘われたと話しており、同課は笠原元投手からもあらためて事情を聴くとみられる。同課は、賭博行為の仲介者で、日本野球機構(NPB)が野球賭博常習者と認定した大学院生(A氏)と飲食業者の男性(B氏)の2人も既に事情聴取している。元投手3人の携帯電話の通信履歴を分析するなどして暴力団関係者など反社会的勢力の関与についても慎重に調べている。

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