巨人は１５日、週刊文春３月２４日号（１６日発売）に「賭博常習者Ｂ氏が一軍投手１０人と高校野球賭博をしていた」との記事が掲載されることを受け、コメントを発表した。

　球団はすでに昨夏の全国高校野球選手権を対象に、投手陣で金銭のやりとりが行われていたことを公表しているが、同誌ではこの参加メンバーに野球賭博問題にも関与した飲食店経営者Ｂ氏が含まれていたとしている。

　球団は野球賭博問題で無期失格処分を受けた笠原将生元投手以外の選手は、Ｂ氏の参加を全く把握していなかったと説明。「野球協約に違反している可能性があるかのような同誌の報道は誤りです」と主張した。

　また、チーム内で「声出し役」を中心に金銭のやりとりがあった問題について、抗議を含めて６５件の電話があったことを発表した。