赤星氏 元プロ初!!決勝戦ゲスト解説
元阪神の赤星憲広氏(39)が、第88回センバツ高校野球を中継するMBSのゲストとして、決勝戦の解説陣に加わることが19日、分かった。現行制度下で学生野球資格を回復した元プロ野球選手が、高校野球中継でマイクの前に立つのは史上初で、新たなプロアマ交流の一環となりそうだ。
決勝戦は松井秀喜の恩師として知られる元星稜監督・山下智茂氏が解説を務めるが、そこに赤星氏がゲストとして加わるという。中継するMBSから確認を受けた日本高野連の竹中事務局長は「昨年、研修を受けてもらって学生野球資格を回復しているので問題はない。高校野球の番組でキャスターも務めているので」と語った。
赤星氏は同局のダイジェスト番組「みんなの甲子園」でナビゲーターを務めており、高校時代には大府(愛知)で春夏の甲子園に出場した実績を持つ。過去には日本ハムの栗山監督やソフトバンク・工藤監督が評論家時代に「熱闘甲子園」のナビゲーターを務めたが、中継席に入るのは赤星氏が初めて。その語り口に注目が集まる。