日本ハム・大谷、待望のOP戦第1号

 「オープン戦、日本ハム5-2ヤクルト」(20日、札幌ドーム)

 逆方向にも本塁打が打てる。これが日本ハム・大谷の魅力だ。二回。原樹の外角シュートに反応。右足を上げ、踏み込んで振り切った打球は左翼ポール際へ飛び込んだ。

 オープン戦1号。左方向の本塁打はオープン戦、公式戦を含め通算8本目。「逆方向に打てればいいかなと思ってました。しっかり強く振れたのはよかった」と思い通りのスイングに胸を張った。

 前日の2安打に続き、野手最終調整の局面で首脳陣を納得させる打撃を見せた。今年は臨機応変に打ち方を変える。オープン戦中はすり足と足を上げる打法を使い分けてきた。「タイミングの取り方は何通りか持っている。その時々で」。一つに絞らず、相手投手に応じた打ち方で、シーズンでも本塁打を量産する構えだ。

 この日で野手スタメンは最後になる見込み。一時は打率・133まで落ち込んだ二刀流も、野手として状態を上げてきた。「本塁打が打てる打者に、本塁打が出ることはいいこと。前に進んでいる」と栗山監督。大谷の野手出場が可能な時は指名打者の1番手として考えている。

 「状態はよくなっている。シーズンに入っても継続していきたい」と大谷。二刀流4年目。投打に自己最高成績を残す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス