サイン盗み疑惑…秀岳館に注意も
「選抜高校野球・1回戦、秀岳館6-5花咲徳栄」(23日、甲子園球場)
第3試合では高校野球解説者として知られる鍛治舎巧監督(64)率いる秀岳館(熊本)が、キューバ攻略戦法でドラフト候補左腕擁する花咲徳栄(埼玉)を撃破した。
秀岳館が審判からサイン盗みを疑われて注意される場面があった。5-1の四回、2死二塁で金丸球審が試合を止め、二走の木村に口頭で注意。一塁側ベンチで鍛冶舎監督にも注意した。
試合後、日本高野連の竹中事務局長は「サイン盗みのような紛らわしい行為があった」と説明。同監督はサイン盗みは否定し、紛らわしい行為については「ばからしいことをやってしまった。非常に残念。そういうことをしないように指導してきた」と厳しい表情で語った。