「ＤｅＮＡ２－６巨人」（２９日、横浜スタジアム）

　ＤｅＮＡは本拠地開幕戦を落として３連敗。それでもスタンドを埋めたファンに、あきらめない姿勢は見せた。アレックス・ラミレス監督は九回に３連打で２点を返した反撃に「最後に得点できてよかった。山下幸ら代打で出てきた選手が結果を残してくれたのはポジティブに考えている」と光を見出した。

　開幕３連戦では不動だった先発メンバーを少しいじった。「巨人戦の打率が良いから」という理由で宮崎を抜てきしたが、ポレダの前に打線が沈黙。「ストレートがかなり良く、何もできなかった」。七回までわずか３安打、かつ２併殺で三塁すら踏めなかった。

　連敗脱出へ起爆剤が欲しい。「違う選手でラインアップを組む可能性は十分ある」と打線の組み替えを示唆。代打を中心に４打数４安打と大当たりしている山下幸らが候補になりそうだ。