ソフト柳田お待たせ5戦目で今季1号

 「ソフトバンク5-4西武」(30日、ヤフオクドーム)

 雑念を捨てて白球に集中すると、最高の結果が出た。初回2死。ソフトバンク・柳田悠岐外野手のバットが快音を奏でた。「無心で、フルスイングしました」。左翼ポール際ぎりぎりに吸い込まれた今季第1号は、5試合目で飛び出したチームの初本塁打でもあった。

 29日までの4試合、20打席で敬遠を含む7四球。相手の厳しいマークが続く中、迎えた第1打席。野上の高めスライダーを一振りで仕留めた。この日満開を迎えた福岡の桜と同様、飛びきりの笑顔でホームインした。

 競い合える先輩の存在がさらに自分を成長させる。今季初のお立ち台では、決勝打を放った松田を“挑発”した。「松田さんより先に打ててうれしい」。昨季は松田がチームトップの35本塁打、柳田は1本差の2位。「もっと打てるように頑張る」と声を張り上げて宣言した。

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