De零敗で最下位タイ…打線組み替えも
「DeNA0-5阪神」(2日、横浜スタジアム)
今季初の零封負けで、DeNAは8試合目にして中日と並び最下位に転落した。四回1死満塁の絶好機を逃すと、五回以降は走者すら出せずじまいで、ラミレス監督は「何度かチャンスはあったが、得点することができなかった」と声を落とした。
采配も裏目に出た。初回2死一、三塁で重盗のサインを出したが、三走・白崎がスタートできず、一走・筒香が二塁手前でタッチアウト。3月30日の巨人戦では成功した“足攻”も封じられ「梅野に完璧に防がれた」と脱帽するしかなかった。
開幕からクリーンアップは不動も、5番・ロマックは22打席連続無安打中。好調の筒香の後を打つだけに不振ぶりが際立ち、指揮官は「明日は考えたい」と打線組み替えに含みを持たせた。8試合20得点はリーグワースト。貧打は深刻だ。