ラミ監督がっくり12残塁完封負け
「中日1-0DeNA」(5日、ナゴヤドーム)
ホームが果てしなく遠かった。得点圏に走者を運ぶこと6回。うち、二、三回は2死満塁。それでもスコアボードに0が並ぶ。9安打しながら12残塁で今季2度目の完封負け。DeNAのアレックス・ラミレス監督は「最後の1本が出なかった」とつぶやいた。
オープン戦から固定してきた打順は、ここにきて試行錯誤の繰り返し。この日はドラフト3位の柴田(国学院大)と柳田を1、2番で起用し、ロマックを六番に下げたが、つながりを欠いた。
今後の打順組み替えについて「イエスともノートも言えない。状況をみて決めたい」と悩みの胸中にある指揮官。10試合を終えて、チーム総得点は23。1試合平均2・3点という深刻な得点力不足。「ヒットが9本出たことを収穫としたい」と前を向いた。