ヤクルト投壊 寺田代役果たせず
「広島6-3ヤクルト」(6日、マツダスタジアム)
ダメージの大きい一敗だった。2年目のヤクルト・寺田が二回途中3安打6失点で降板し、プロ初黒星を喫した。真中監督は「期待したけど残念な結果に終わった。ストライクが入らないと勝負にならない」と厳しかった。
背筋痛のデイビーズの代役として急きょ、先発。気負いもあったのか、不安定だった。一回にエルドレッドに押し出し四球で先制点を献上するなど6四死球と制球が乱れた。右腕は「修正できなかった。単純に力不足です」と猛省した。
広島2連戦は18失点と投手陣が崩壊し、チームは今季2度目の3連敗を喫した。「ローテーションを含めていろいろなことを考えたい」と指揮官。昨季覇者が、もがき苦しんでいる。