屈辱オコエコール…オリ守護神交代も
「オリックス2-5楽天」(6日、京セラドーム大阪)
「オコエ!オコエ!」。屈辱のオコエコールがオリックスファンが陣取る一塁側スタンドからわき起こった。自軍のふがいなさに、やけくそになったファンの叫びだった。
1点差に迫った九回の守り。ビハインドながら守護神コーディエを投入したが、裏目。1死から銀次を四球で出すと、ウィーラーには2ボールから157キロを左中間スタンドに運ばれた。2死から茂木に四球。盗塁に伊藤の悪送球まで重なりファンのフラストレーションは頂点に達した。
福良監督は「やっぱり四球とクイック。その2つ。(起用法は)これから考えます」と配置転換を示唆した。開幕戦のサヨナラ負けに始まり、4度の登板で三者凡退は一度だけ。開幕10試合目で守護神交代の非常事態となった。