由伸巨人が初陥落…13試合目で初連敗も
「中日3-2巨人」(8日、ナゴヤドーム)
今季初の連敗とともに初の首位陥落となってしまった。逆転負けとなった一戦に巨人・高橋監督は「(点を)取った後とかは、抑えなくちゃいけないところ」と唇をかんだ。
2-0の二回。先発の高木は2死一、二塁で投手の大野に反撃のきっかけとなる左前適時打を許し、1点を献上。5日と7日の阪神戦でも投手陣に痛打される場面があっただけに、村田ヘッドコーチは「負けるにしても、負け方がある。敗因はそこ」と苦言を呈した。
打線も二回に大田が2ランを放つも、三回以降は2安打。大野に抑え込まれた。指揮官は「向こうも毎年勝ってる投手だから、そんなには打てないけど、だからしょうがないとは言えない。どうにかするしかない」と険しい表情だった。
開幕から守ってきた首位の座は、13試合目にして陥落。連敗からの切り替えについて「そうしていくしかない」と高橋監督。この連敗を糧に、再度「追われる立場」に引き返す。