ロッテ・伊東監督 先発の四球病を嘆く

 「ロッテ4-5西武」(9日、QVCマリンフィールド)

 ロッテ・伊東勤監督(53)が先発投手の四球の多さに注文を付けた。「昨日から悪い予感が当たる…。先発にもうちょっと頑張ってもらわないと」

 8日には、古谷が四球から崩れた。この日の先発は大嶺祐。試合前から気に掛けていた。

 一、二回は四球が絡んだピンチを併殺打で切り抜けた。だが、三回だ。無死から炭谷と鬼崎に連打を浴びると、秋山にはストレートの四球で満塁。森には押し出しの四球だ。浅村の併殺打の間に同点の2点目が入った。

 5回を4四球。「四球が多く野手の人の守りからのリズムを作ることができなかった」と本人は反省しながら振り返った。

 九回1死満塁というサヨナラの好機も不発に終わった。「見せ場は作ったにしろ、しょうがないですね」

 初の連敗だが、チームに勢いはある。「フォアボールを少なくして」と再び強調した。

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