バンデンハーク、50年ぶり13連勝

 「オリックス3-9ソフトバンク」(26日、京セラドーム大阪)

 安定感抜群の右腕が歴史に名を残した。1966年に堀内恒夫(巨人)が達成した初登板から13連勝、87~88年に郭泰源(西武)が残した外国人投手最長の13連勝。二つのプロ野球記録に並んだソフトバンク・バンデンハークは、感謝の思いを口にした。

 「自分に白星が付くのはいいことだが、野球は個人でやるわけではない。スコアラーが準備し、トレーナーが治療し、チームメートと一緒に戦う。全てのことがあってこうなった」

 初回にいきなり先制された。2死二塁、甘く入った直球をモレルに中越えに運ばれて先制2ランを被弾。それでも二回以降は、最速151キロの直球にカーブを効果的に配し1安打に抑えた。「初回は球がいっていなかった。その後は自分のリズムで投げるように心掛けた」。3試合連続で与四死球0と、内容でも快挙を際立たせた。

 リーグトップタイの4勝目を挙げた右腕に、工藤監督も賛辞を惜しまない。「球速があり、コントロールが良くなかなか失投をしない。あっても球威で抑えられるし、相手にとって脅威」と目を細めた。次回、記録更新が懸かるバンデンハークは「記録が続くのはチームが勝つということ。いいね」と、あくまでホークスのために記念の白星を狙うつもりだ。

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